こんにちは！

 

現在、施工中の延岡市の新築現場の床材について紹介です。

 

一般にフローリング材を検討する時は、色合いや材質に注意をはらいますが、

床材の“張り方”によっても、大きく室内の雰囲気は変わってきます。

フローリングの張り方も材質同様に様々ですが、一般的でよく採用される張り方は、

材の長さが一定でない“乱尺張り”や、同じ寸法の材を一定の幅でずらした“りゃんこ張り”と

云われるものです。

床のデザイン性が少ない分、無難で、他のインテリアと合わせやすい、

施工コストも標準的、誤差も少ないという利点があります。

下のような写真です。

 

今回の延岡の新築現場は、設計事務所さんの設計で

デザイン性が高い張り方に挑戦しています。

“市松張り”や“ヘリンボーン張り”といった「寄木張り」と呼ばれるもので、

木片を組み合わせて床に表情を与える張り方です。

“りゃんこ張り”等と比較して施工費、無垢材一枚一枚の施工誤差はありますが、

一般的なフローリングでは決して生まれ得ない、

上質で味のある雰囲気を出しております。 

 

　

 

一枚、一枚、丁寧に材料の誤差を調整しながら張っています。

材料は、北海道産のナラ材です。張り終わってから、自然塗料を塗布します。

 

大工の田中さんは文句を言いながら黙々と作業をしてくれます。

口も動かし、体も動かす忙しい方です。

 

完成が楽しみです。