こんにちは！

 

先月から展示会をさせて頂いており

お客様から‘‘御社の坪単価はいくらですか？‘‘

という質問が何度かありました。

 

断言できますがこの坪単価というのは、

非常に目安になりづらいモノです。

 

同じ家でも安くも言えますし、高くも言えます。

要は計算条件が各々の会社で別だからです。

表面的な金額を言うか、そうでないかの違いです。

 

だから、この坪単価いくらですか？という

質問をする前に必ずその会社の計算条件を

理解して聞かないとなんの目安にもなりません。

 

広告などの坪単価25万という会社があれば

どの工務店もそこにお願いしたいと思います。笑

 

 

坪単価は

建物価格÷住宅面積＝〇〇万円

で構成されています。

 

これはどこも同じです。

 

それでは、建物価格から説明します。

 

弊社では建物価格というとほぼ住める状態のことをいいます。

（外構工事・地盤工事・浄化槽は別途）

しかし、会社によっては付帯工事（設計費・仮設費・照明器具・現場監理費

敷地内給排水など）を含まない金額を言う会社さんもあります。

それが悪い訳ではありません。

価格の提示の仕方は会社それぞれだからです。

 

ここでまず、建物価格の設定の仕方がそれぞれの

会社によって変わります。

※建物価格に付帯工事を含めるか、含めないかです。

 

次に

延べ床面積で計算するか？施工面積で計算するか？です。

 

延べ床面積というのは、壁・屋根・床がある部分の面積です。

施工面積というのは、延べ床面積にプラスして玄関外（ポーチ）

軒下、ベランダ、吹抜け部、中庭などを含めた面積です。

だいたい4坪くらいは延べ床面積より施工面積の方が広くなります。

 

これでも建物面積の考え方がそれぞれ違います。

 

それを踏まえて

下記のような住宅で計算してみます。

延べ床面積３０坪で施工面積にすると34坪

建物本体1500万円で付帯工事350万円　総価格1850万

 

建物本体1500万÷施工面積34坪＝44.1万円

建物本体（1500万+付帯工事350万円）÷延べ床面積30坪＝61.6万円

 

17万以上の差です。。。。

どちらも数字に嘘はついていません。

計算条件が違うだけなのです。

 

最初に説明したように安くも言えるし、高くも言えます。

だから、なにも聞かずに坪単価いくらですか？という

質問はアテになりません。

そして、なんの説明もなく弊社は〇〇万円です！

と答える営業マンも不親切だと思います。

 

 

必ず、どういう計算での〇〇万円というのを

分かっていないと何社の工務店に聞いても

正確な比較はできないと思います。

 

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