こんにちわ。

 

このブログで建築についての知識を自分の勉強も兼ねて紹介して

いこうかとふと思いたったので、何回続くかは未定ですが、

出来る限り紹介させて頂こうかと思います。

 

さて、消費税の増税までまったなしといった今日この頃です。

来年4月には消費税が8％となることが決定し、大きい買い物は今がチャンス

と思われている方がたくさんいらっしゃると思います。

 

そこで、大きい買い物といえば新築住宅です。

家を新築する時に必要な費用が2000万円であったとします。

消費税が、

5%であれば2100万円
8%であれば2160万円

という計算になります。5%から8%へと変更された場合は

60万円も違いますから大きな違いになります。

60万円もあれば、キッチンやトイレなどのグレードアップや

フローリングの材質変更、

外構の木々を植えるなど、たくさんのコトができます。

 

 

ただ、新築住宅は住宅ローン減税とすまい給付金という負担軽減策が

あります。これを利用すると消費税5％時との支払額におおきな差は

でてきません。むしろ5％時よりも支出を減らせるケースもあります。

 

■シュミュレーション（あくまでも簡易シュミレーションです）

家族構成：夫（給与所得者30歳）　妻（専業主婦）　子供（2歳、5歳）

住宅ローンは元利均等返済でボーナス時なし、全期間固定

 

増税分と負担軽減効果との差額

年収400万・借入2000万円→－5万円の差額

年収500万・借入2000万円→－39万円の差額

年収500万・借入3000万円→－2万円の差額

年収600万・借入3000万円→+7万円の差額

 

上記のシュミュレーションの用に決して増税するからといって

あせって住宅購入をする必要はないとうことが

お解りいただけると思います。

年収が多く、借入れが多い方は増税後のほうが良いケースもあるようです。

 

増税前に建売り住宅の衝動買いや、無理な工期短縮のお願い等というのは

住宅への品質の見極め、検討が不十分になってしまうと思われます。

大きい買い物だからこそゆっくり、じっくり検討することが大切だと

思います。

 

ただ、リフォームについての軽減策は今のところ無いようです。

大型リフォームは今年度中がやはりお得かと思います。