「西尾建設の西へ東へ」

西尾建設株式会社のスタッフブログ。
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賃貸?持ち家?どっちが良いの?

2019年07月02日 建築のちしき Comments(0)

こんにちは。

 

今日は、住宅取得の前に少し考えて頂きたいことを

紹介します。

それは、賃貸と持ち家はどっちがお得なのかという検証です。

 

感覚的には自分の家を持っていた方が良い

と考えると思います。

 

それは、賃貸で暮らし続ける場合、

生涯ずっと家賃がかかり続けるからです。

その額を試算してみると、

家を持っているがゆえの維持費である

固定資産税やメンテナンス費用を合わせた額よりも、

多くかかることになります。

 

また賃貸の場合、

高齢になってからの賃貸契約が難しくなることや、

賃貸仕様の住宅設備機器、間取りなど満足のいく暮らしが

難しいと思います。

 

お金やリスク、満足度をトータルすると

自分の家を持っていた方がいいのかなと思います。

 

ただし、それは

 

最低でも65歳までには住宅ローンを完済すること

が必須条件です。

65歳以降、夫婦が最低生活費としてかかる費用は、

平均的な金額で225,000円と言われていますが、

この数字には住居費が含まれていません。

 

それゆえ、賃貸の方であれば、

別途で家賃が発生することになるし、

持ち家の方であれば、

固定資産税やメンテナンス費用が発生することになるのですが、

もし、65歳までに住宅ローンが完済出来ていない場合、

これらに加えて住宅ローンの毎月の支払いが必要となります。

 

つまり、持ち家を持っていたとしても、

65歳でローンが完済出来ていなければ、

逆にローンが完済出来るまでの間、

賃貸で暮らしているよりも余分な出費がかさむことになり、

非常に苦しい経済状況に直面しかねないということです。

 

ですから、家を建てる時は、

65歳までに完済で出来るような予算計画で

家づくりをすることをオススメさせていただいています。

あなたが現在何歳であろうとも・・

また、たとえ住宅会社や不動産会社の営業マンから、

“もっと予算を増やしても大丈夫だ”と言われたとしても・・

 

予算を抑えるためにはバランス良く配分することが大切

 

あなたにとってベストな予算を知るためには、

まず資金計画を行わなければいけないのですが、

では、資金計画の結果、

思っていたよりも遥かに家づくりの予算を削らざるを得ない・・

となった場合、一体どのようにすべきなのでしょうか?

 

家の予算を削減するとなると、

真っ先に頭に思い浮かぶのが、

家そのものの予算をどう抑えるか?

ということではないでしょうか?

 

しかし、家だけで予算を削減しようとしても、

そこまで大きな削減にもならないでしょうし、

削減方法を間違えてしまうと、

非常に住みにくくなってしまったり、

品質の悪い家になってしまいかねないので、

家だけにその負担を強いるのではなく、

同時に、土地や庭にも、

その負担を分散することを考えなければいけません。

 

つまり、土地、家、庭の3つの予算を、

バランス良く削減していくようにすべきである、

ということです。

 

その中でも、土地は大きく予算を削減できることができます。

 

だからこそ、土地取得前から住宅の総予算を知ることが大切です。

それを知らずに自分たちの予算に合わない土地を購入してしまうと

家と庭だけでのコストダウンは楽しい家づくりからかけ離れてしまいます。

土地取得も相談は大切です。

 

 

写真はブログ内容と関係ないですが、増築現場での大工さんが柱・土台を

手加工で刻んでくれた現場です。

IMG_3606.jpg

 

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